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新撰組屯所

2004年の大河「新選組!」にハマりっぱなしの新選組ファンです♪副長が大好きです(^^)v

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「宇宙戦争」他、色々。

先日、友人と「宇宙戦争」を見てきた。
実は、これに決定する前には、候補として、「メゾンドヒミコ」
「エピソード3」を挙げたが、友人は、残念ながら、オダジョーのファンじゃないので、メゾン~は却下され、エピはまだ上映されてないとの事で、「宇宙戦争」に決定した。
二人ともスピルバーグの映画だし、はずれ、は無いだろうという思いもあった。
一言で言えば、「恐い」映画かな~?
友人は、「恐い」を連発してた。
私は、どっちかというと、幽霊モンの方が恐いので、あんまり恐怖感は無かった。
兎に角、悪い宇宙人。あんなのが地球に責めてきたら、人間なんてひとたまりも無い。
一瞬のうちに跡形も無くなってしまう、人、人、人。
映画の中で、「原爆が落ちたみたい」と言っていた。
主役のトムクルーズは、普通のお父さん役。
最後のほうに、ちょこっとだけ戦う様子を見せるが、後は、逃げて逃げて逃げまくる。
でも、これの方が、リアリティー有るんだろうな。
しかしスケールの大きな映画だった。
エキストラも一体何人いるの?っていうくらい、多かった。
こんなスケールの大きな映画は日本じゃ、無いよね。と思った。
やっぱり、国土の大きさからして、違うもんね。
最後がちょっと、あっけなかった。
この間の「オペレッタ」は、二時間が長く感じたけど、(一応、オダジョーファン)
この映画の二時間は、あっという間だった。(さすが、スピルバーグ?)
エピソード3も見たいな。(ジョージルーカスも好き)

さっき、NHKの「トップランナー」っていうのに、オダギリさんが出ると知って、又、観覧希望を受け付けているのを知って、申し込んできた。
もし、万一、当たったら、東京まで行くぞ~~。
そして、ダイエットするぞ~~。



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「ヒミコの冒険」10

土方さんとは、お昼に料理屋で落ち合う事にした。
近藤さんが帰る時間によって、ずれる事もあると了解した上で。
そこで、ヒミコは「良いこと」を思いついた。
「ね、この携帯電話、写真も撮れるんですよ。一緒に写って下さい。」と二人に頼んだ。
土方さんと沖田さんは、胡散臭げにしていたが、快く承知してくれた。
携帯をカメラにすると、
「smile~」と言って、カシャッと音がした。
ヒミコは、これは一生の宝物だな、と思った。

土方さんとは一旦別れ、ヒミコは沖田さんと出かける事になった。
沖田さんが、
「何処へ行こうか?」と聞いてきたので、ヒミコは、
「壬生寺とか八木邸とか、、、でもいいですか?」と聞いた。
聞いてから、そっち方面だと、山南さんの事を思い出させてしまうとハッと気づいたが、沖田さんは、
「いいですよ。」となんでもない風に承知してくれた。
そして、門番をしていた平隊士に、行き先を告げた。


西本願寺の屯所から壬生寺まで、歩いた。
ヒミコは、着物姿だったので、じろじろ見られる事が無い事を嬉しく思った。
壬生寺はもう、目と鼻の先にあるというところまで来た。
そして、昨日、初めて沖田さんと歩いた時に思った事、天才剣士と一緒に歩いていたら、何も恐くないな、と同じ事を思った矢先、昨日の浪士が突然、姿を現した。しかも、一人では無く、四人居た。
浪士達は、長州藩らしかった。新撰組と長州、会えば斬りあいになる運命。
「昨日の借りを返しにきたぜ。」と言って、沖田さんに斬りかかろうとした。
沖田さんは、慣れた事のように、
「折角の非番なのに、ついてないな、でも、仕方ない。お相手するとしようか。ヒミコさん、私の後ろに居てね。」と言って、ヒミコを背に庇い、清光を抜いた。
浪士達もさすがに武士、なのだろうか、ヒミコを襲うという、卑怯なマネはしなかった。
ヒミコは、恐いながらも沖田さんの戦い振りには、目を見張った。
一人対四人という不利な戦いをものともせず、次々と浪士達に傷を負わせていったが、後二人にてこずった。
と、その時、心強い助っ人、土方さんが現れた。
「総司!よし、あとは一人づつだ!」と叫んだ。
「土方さん、早かったですね!」と沖田さんも叫んだ。
二人は、一人づつに対峙した。
ようやく、ケリが付いた。
浪士達は、それぞれ、傷を負ってはいたが、誰も死ぬことなく、逃げ帰っていった。
ヒミコが、少しの時間、固まっていると、土方さんが、
ヒミコの肩を揺らして、
「おい、大丈夫か?浪士達は、もう居ない。安心しろ。」と優しく言ったので、ヒミコも、ハッと我に返り、
「は、はい。でも、びっくりした~。こんな事、平成では有り得ないので、、。でも、沖田さんも土方さんも本当に強いんですね。
それと、浪士達も死ななくて良かった、、、。」と素直に思ったことを言った。
それを聞いた二人は、少し釈然としない面持ちであったが、
「さあ、壬生寺に行こうか。」と三人揃って向かった。

壬生寺と八木邸を堪能させてもらい、ヒミコは、二人にお礼を述べた。
そして、三人は、料理屋に入った。
そこで、お昼を食べていると、土方さんが、口を開いて、
「ヒミコさん、さっき、浪士達も死ななくて良かった、って言っていたよな。」と聞いてきた。
ヒミコは、
「はい。一つしかない命を粗末にしてはいけないと思うし、人に限らず全ての命は、何よりも大切だと思います。敵の命であっても大事な事には変わりないと思います。」と自分の考えを述べた。
ヒミコが言った言葉は、沖田さんは、病気で命を奪われてしまうけれど、土方さんは、何とか自分の命を守る方に向けて考えて欲しいと思って、言った言葉だった。

つづく。

ドリーム。
三人で写真撮りたい。
沖田さんと土方さんが浪士と戦ってる戦闘シーンがナマで見たい。
「命」を粗末にしないで欲しいと、幕末の武士達に言いたい。
「命の大切さ」の感覚が、昔の人(特に、武士)と現代人の違いかな、と思う。
なんか、話が硬くなってきたな、かる~いノリに戻さなきゃ。
それと、近藤さん、登場させなきゃ。(又、書いてる)

ついでに、この小説(SS?)は6月26日から始めました。
(冷麺はじめました。みたいだな、、、)






















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「ヒミコの冒険」11

土方さんと沖田さんは一応、納得してくれた様子だった。
が、これが、現代人と江戸時代の武士の考え方の違いなのだろうが、双方、やはり合いいれない事をその場の雰囲気でヒミコは感じた。
ヒミコは、その時、やっぱり土方さんは、「死」を選んでしまうんだな、と悟ってしまい、悲しく思った。

食事を終えて、屯所に戻る事になった。
戻る間は、来る時のように浪士達に襲われる事はもう、無かった。

三人が屯所に戻ると、近藤局長の部屋に呼ばれた。
ヒミコは、とうとう局長に会えると思うと、又心臓がバクバクしてきた。
土方さんがヒミコを紹介し、
「近藤さん、こちらは、ヒミコさん。今よりずっと先の未来、平成っていう時代の人で、何かのきっかけで、こっちへ来ちまったんだ。
そしたら、浪士に狙われた。そこを総司達が助けた。
で、昨日から此処に居て貰ってる。」と簡潔に説明をした。
局長は、ウン、ウンと聞いていて、
「俄かには信じ難いが、トシ、おまえが嘘をつくはずもないな。
未来の平成という時代は平和なのか?」
と土方さんが聞いた事と同じ事を聞いてきた。
ヒミコは、
「はい。少なくとも、日本は平和です。」と、同じ答えをした。
局長は、
「それなら、いい。ヒミコさん、不便もあるだろうが、心行くまでゆっくりしてくれたら良い。トシや総司に何でも言ってくれたら良い。」ととても鷹揚な態度でヒミコに接した。
土方さんは、それを聞いて局長に、
「近藤さん、いつまでも居ていいのはいいが、平成に帰る方法も探ってやらないとな。」とヒミコの気持ちを代弁した。

局長室を辞して、副長室に戻り、三人は、話し合った。
議題は、「どうしたら、平成に戻れるか」だ。
土方さんと沖田さんは、ヒミコの為に一生懸命考えてくれた。
しかし、どうやって来たのかが分からない以上、帰る方法も分からない。
ヒミコは、何の縁もゆかりもない自分の事に、親身になってくれる
二人に感謝した。
もう、この時代に生きてもいいかな、とふと考えた。
そうしたら、自分が土方さん達を守れるかもしれない、と考えたが、
驕った考えだと思い、その考えを打ち消した。


つづく。

ドリーム
近藤さんにもやっと登場して貰いました。
やっぱり、近藤さんには少々の事では動じて欲しく無い。
タイムスリップは少々の事では無いと思うが、、、。
もう少しで終わりにしようかな。
どうやって平成に戻ろうかな?















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「ヒミコの冒険」12

ヒミコが屯所に来て、三日目の朝を迎えた。
その日は、朝から暑かった。
ヒミコは、昨日と同じ失態はしたくないと思い、二人よりも早く起きて顔を洗い、服装を整えて、二人が起きるのを待った。

二人も起き出し、又、昨日と同じように一日が始まろうとしていた。
昨日と違うのは、この日、沖田さん率いる一番隊は巡察に当たっていた事だった。
沖田さんは、土方さんに
「では、巡察に行って参ります。」と言い、
土方さんは、
「気をつけて、行って来い。」と返した。
沖田さんは、ヒミコにも向かい、
「じゃあ、行って来るね。今日は、土方さんに相手して貰ってね。」
と言って、隊士達を連れて出て行った。
ヒミコは、こんな時は、御武運をって言うんだったと思い出し、
「御武運をお祈りしています。」と言って、送り出した。
と言っても、沖田さんは、斬られたりしないことを知っているので、安心して送り出す事が出来た。

ヒミコが、一番隊を送り出すと、土方さんと二人になった。
ヒミコは、土方さんに、土方さんの最期を言おうか言うまいかかなり、悩んだが、銃に気をつけるように、とだけは言っておこうと、決心した。
「総司もああ言ってたし、相手してやりてえが、仕事が溜まっててなあ、どうするかな、、。」と土方さんは、ヒミコに問いかけた。
「私でよかったら、土方さんのお手伝いします。」と申し出た。

土方さんは、ヒミコのその言葉を聞いて、少し嬉しそうにして、
「そうか?手伝ってくれるか?じゃ、こき使うから覚悟しろよ。」
と笑って言った。
ヒミコは、一宿一飯の恩義、では無いが、自分で役に立つ事があれば、
何でもしようと思っていたので、快く承諾した。

副長室に入り、ヒミコは、土方さんがいう事を書きとめる仕事を任された。
この時代、書き留めるといえば、筆と墨で、である。
ヒミコは、自分が「字」が上手でないことを自覚していたし、なんといっても、筆である。平成では筆ペンなら何度か使う事もあるが、筆は、無い。とてもじゃないが、土方さんが書く様な上手な「字」は書けない。
ヒミコは内心、軽く「お手伝いします」と言ってしまった事を少し、後悔した。
土方さんは、ヒミコのそんな気持ちを知ってか知らずか、ヒミコの書く「字」を見ても、なんの文句も言うことなく、書き留めさせた。

つづく。

ドリーム
土方さんの仕事を手伝いたい。(字を書く以外でなのだが)
土方さんの書く字はとっても綺麗だった。
(「新撰組!展で、直筆の手紙を見た。近藤さんもそうだが、土方さんの書く字はとても上手だった)
今ならワープロや、パソコンがあるから、字が下手でもなんてことは無いが、当時の人々は皆、あんなに上手に書いてたのかな?
あ~、しかし、終わらない、この話。
もし、この話読んでくれている方がいればですが、これは、6月26日から始めました。
(もし、遡って読んで頂けるのなら、、、)

それと、書いてしまったものに時々修正入れてますので、あしからず。











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「ヒミコの冒険」13

ヒミコが手伝いをしたお陰(?)でか、どうかは分からないが、
土方さんが抱えていた仕事はあらかた、カタが付いた様子だった。
「ヒミコさん、有難う。お陰で予定より早く終われた。」
と土方さんはヒミコに礼を述べた。
ヒミコは、
「いえ、とんでもないです。でも、会津藩の人、この字読めるかな?」と真剣に心配して、聞いた。
「ははは、、、。大丈夫。そんなに気にするな。」と、土方さんは優しく言った。

和やかな空気が部屋を包んでいた。
ヒミコは、「鬼」なんてとんでもない、こんなに優しい土方さんに、最期の事を言うのはやはり辛いので、止めようかと思ったが、注意だけでもして貰えれば、という思いが湧き出て来て、意を決していう事にした。
ふいに、居住まいを正したヒミコに土方さんは、なんだ?という風に向き合った。
そして、ヒミコは、語り始めた。
「あの、私この前、土方さんは、北へ、北へと進軍を続けるって言いましたよね?貴方は北海道、いえ、今は蝦夷地でした。蝦夷地へ行くんです。冬は寒い、とても寒い、雪に覆われた北の大地です。京都の寒さなんてなんとも思わない程の寒さです。そして、官軍優勢の戦況になります。そこで、降服しようという意見もでますが、、、貴方や新撰組だけは戦って戦って戦い続けます。そして、一本木関門というところで、
官軍は卑怯にも貴方を銃で、、、。」
そこまで語ったヒミコはどうにも堪らず、号泣してしまった。
そして、泣いてないできちんと伝えるんだと気力を振り絞り、
「だから、銃には気を付けて下さい!土方さん、お願いですから!」
と土方さんに頭を下げて懇願した。

と、ヒミコの頭と体がふわっと温かくなった。
ヒミコが何?と思った瞬間、土方さんがヒミコを抱きしめていて、頭をなでてくれていた。
完全に泣き止むまで、土方さんはそうしていてくれた。
そして、落ち着いた頃、土方さんは、
「よし、よし。よく、教えてくれたな。銃か、、、。」と言った。

と、そこへ一番隊が帰還した。
沖田さんが下番の報告をしに副長室までやって来た。
「土方さん、入りますよ~。」とまたもや、声をかけると同時に障子を開けた。
「総司!開ける前に、、あ~、もう言うのはやめだ。」と土方さんは諦めたようにため息をついた。
沖田さんはそこで、泣き顔のヒミコを見つけ、
「あ~~、土方さん、何泣かしてんですか?ヒミコさん、何か酷い事されたか、言われたかしたの?」とからかい半分に聞いてきた。
土方さんがそんな事する訳ないと分かりきっての質問だ。
ヒミコは、とんでもないという風に首を振った。
土方さんも、
「俺が、そんな事する訳ねえだろ!さっさと下番の報告しろ!」
と言って、沖田さんを座らせた。
今回の巡察では、「何事も無かった」ようであった。
報告を聞いた土方さんは、ほっとした様子であった。
ヒミコもほっと胸をなでおろした。


つづく。


で、ドリーム
全国の土方さんファンの方々、ごめんなさい~~。
でも、ドリームだから「抱きしめて」貰いたい。
「頭なでて」貰いたい。
後、土方さんに最期の事を伝えて、注意して貰いたい。























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「ヒミコの冒険」最終回

沖田さんは戻ったものの、咳がでて辛そうなので、少し横になると言って、自室に戻った。
ヒミコと土方さんは、仕事もあらかたカタが付いていたので、お昼を取りがてら、外に出る事になった。
そこで、土方さんは、ふと思い出したように、
「昨日、近藤さんが言ってたんだが、、ヒミコさんは、金戒光明寺に居て、なんかのきっかけでこっちの時代に来たんだったな。
なら、もう一回、金戒光明寺に行ってみねえか?何かきっかけがつかめるかも知れねえし、、、。」と提案した。
それにヒミコは頷いた。

お昼を軽く済ませたあとで、二人は金戒光明寺に来た。
ヒミコは、
「そう、そう。ここで見学し終えてから、六盛に行こうとした時に、なんだか体がふわっと宙に浮いたようになって、気付いたら、江戸時代にいたんです。」と説明した。
土方さんは、ふん、ふんと聞いていた。
「で、何かにぶつかったとか、何か無いのか?」
と土方さんが、聞いた。
それを聞いてヒミコは、あることを思い出した。
「そういえば、私、おっちょこちょいで、大きな木の根につまづいたような気がします。」
と言って、その木を探したら、見つかった。
木は躓いた時よりも幾分、低かった。時の流れを感じさせた。

そこで、ヒミコはもう一度その木に躓いてみることにした。
そして、考えた。
もし、これで平成に帰れる事になったら、それはそれで嬉しいけれど、もう二度と土方さんに、もちろん沖田さんにも会えなくなるな、と思ったら、泣けてきて、体が勝手に動いていた。
ヒミコは、土方さんに、
「土方さん、私が銃の前に立ちたい!」と言って抱きついた。
土方さんは、驚いたようだったが、
「ば、ばかやろう、女から抱きついて来るんじゃねえ。こういう時は男から行くもんだ。」と言って、ヒミコを抱き返し、口付けた。
そして、お互い、「さようなら」と言って離れた。
ヒミコは、うつむき、涙を拭いながら、
「土方さん、銃にはくれぐれも気を付けてね!沖田さんにありがとうって、楽しかったって言っておいてね!」
と言って、木に向かって走り出した。
土方さんは、ヒミコが消えていった木を見つめながら、
「ああ、ちゃんと伝えとく。」と呟いた。

どのくらい、時間が経ったのだろう。
ヒミコは気付くと辺りを見回した。
回りは白い壁、自分が寝ているのは硬いベッドのようだ。
そこが病院の一室だということに気付くまで、少し時間がかかった。

「ヒミコ~~、気付いたのね。良かった。」と言って友人のセツコがドアを開けて、嬉しそうに言った。
セツコの説明によると、ヒミコは熱中症になって倒れた後、この病院にいたという事だった。
しかし、寝ていたのは、ほんの数時間だったようだ。
セツコは、
「じゃあ、先生呼んで来るね。」と言って出て行った。

ヒミコは、自分は夢を見ていたのかな?幕末の京都に居たのは夢だったのかな、土方さんや沖田さんに会ったのも、、と少し痛い頭をさすった。
そして、枕もとの携帯電話に気が付いた。
そして、ヒミコは思い出した。土方さんと沖田さんと自分とで写真を撮ったことを。
恐る恐る、ヒミコは携帯を開けた。
そして、そこには、紛れも無く、三人が写っていた。
とたんに、ヒミコは嬉しくなって、笑い出した。

そこへ、セツコが先生を呼んで来てくれた。
笑っているヒミコを見て、二人は、いったいどうしたんだ?というように訝しげにしたが、携帯の写真を見て、とても驚いた顔をした。

その日は、とても暑い日だった。




やっと書き終わりました。
この中でのドリーム、本当に全国の土方さんファンの皆さん、ごめんなさい~~、でも「くちづけ」したいじゃないですか~~!
オトメですから~~。(図々しい)
何か、この話書くのとっても楽しかったです。
もしかしたら、また続き物書いてるかも知れませんが、、、。
今度は、土方さんが平成に来るとか?
もし、最期までお付き合いくださった方がいらっしゃっいましたら、有難うございました。














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「ヒミコの冒険」おまけ。

土方は、目の前で消えてしまったヒミコを想い、しばらくの間、
木の前で立ちすくんでいた。
が、ふと我に返り、屯所を目指して、歩き始めた。

屯所に着くと局長室に入り、事の詳細を説明した。
近藤は、
「もっと居ても良かったのにな、ま、でも帰れて良かったんだろな。」
と言った。
土方は、
「ああ、良かったんだよ。で、総司は?自室か?」
と聞いた。
「そうだ。もう大分良くなったみたいだが、、、。」と近藤は答えた。

土方は、総司の自室に向かった。
「総司、入っても良いか?」と、土方はきちんと開ける前に声をかける。
「土方さん、帰ったの?いいですよ、どうぞ入って下さい。」
と総司。
総司は、土方が一人であることを認めて、少し残念そうに聞いた。
「さっき、近藤さんから聞いたんですけど、金戒光明寺に行ったんですよね。で、土方さん一人って事は、じゃあ、ヒミコさん帰っちゃったんだ?」
土方は、
「ああ、上手く行った、と言うべきなんだろうな。帰れたようだ。」
とこちらも少し残念そうな声色を含んで呟いた。
そして、思い出したように、
「あ、お前に、有難う、楽しかったと伝えてくれって言ってたぞ。」
と加えた。
「楽しかったのは私達の方ですよね?色々教えてくれましたしね?
本当に、ヒミコさんが言ったように、武士の時代は終わるんですかね?」
と総司は、土方に悲しげに聞いた。
「多分な。でも、その時はその時だ。それまで俺たちは御公儀の為に働くのみだ。」
と土方は、総司に力強く言った。

しばらくして、土方が、くすっと笑ったのを総司は見逃さなかった。
「あれ?土方さん、何が可笑しいんですか?」
といたずらっぽく聞いた。
土方は、最後にヒミコを抱きしめて、口付けした事を思い出して笑っていたのだが、そんな事は総司に言えない、と思い、
「なんでもねえよ。」と軽くかわした。
「気になるな~。」と総司は不満げに呟いた。

カナカナカナとひぐらしが鳴いた。
もう、夕暮れが近づいて来ていた。



完、にしたはずなのに、おまけを付けた言い訳。
総司をちゃんと出して終わらせたかった。
実は、最終回、総司を引っ込めた理由が、土方さんとヒミコの「ラブシーン」を入れたかったからなのです。
(三人でラブシーンはちょっとマヌケでしょう?)
そして、最後に
万一、十万分の一、無限大分の一、誰かがタイムスリップして、こういう事になったとしても、土方さんは、戦い方を考え直す事はあっても、官軍に寝返る事は絶対に有りえない、と思う。多分、、。
そんな、歳三さんに、私は惚れています。

あさぎ








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今日までに起こった事

7月6日午後12:23に私の祖母が永眠した。
93歳だった。
ずっと病院で寝たきりだったし、食欲もこの頃はあまり無かったようだが、
まさか、死んでしまうとは思ってもみなかった。
苦しまず、眠るように逝ったとの事を聞いて、ほっとした。
亡くなる日の朝、みたらし団子を食べたとの事、最期まで生きようという気力はあったのだろう。
生き切ったんだと思う。

後は、お通夜に、お葬式にと、てんてこまいだった。

「命あるものは、すべて死ぬ」のは、頭では理解出来るけれど、心では納得できるものでは無いな。

合掌
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文字通り、日記

今日は、カテゴリーの編集っていうのをやった。
今のうちに思いついて良かった。
記事が増えないうちにやって良かった。
ちょっと、手間取ったが、最初から分類しとけば良かったんだけど、何しろ
ブログ初体験なものだから、、、、。

昨日は、リンクの編集っていうのもやった。
やってみれば、簡単なんだけど、何か触ったら一瞬のうちに今までのものが
水の泡状態になるのを恐れるから、簡単に手出し出来ないんだな。

しかし、これからは、何事も挑戦あるのみ!
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「天体観測」2回目

昨日予約録画してた「天体観測」の二回目を見た。
私は、一回目を見逃したようだ。
一回目見てないから、今ひとつ、何がなんだか訳が分からない。
出演者を見ていると、「つねさん」とか「良順先生」とか「武田観流斎」
が出てた。
結構「組!」関係の人が出てるので、嬉しかった。
オダジョーが演じる、タケシは一体何の仕事してるんだろう?
金回りがいいような気もするけど、、、まともな仕事じゃないような気もするし、社長なんて呼ばれてるけど、何の仕事なのかな?
これから、分かっていくかな?
役回りがなんだか斉藤さん風だったような気がしたけど?
あ~~、やっぱり、オダジョーは、斉藤さん!斉藤さんが一番!

あっ、ともみ先生も出てたな。
「風の丘ホーム」の先生。
それと、ハセキョーも出てたし、結構豪華な出演者陣だと思った。

ちょっと、話の内容が、昔のドラマで鈴木保奈美と唐沢寿明が出てたなんとかっていうのに似てると思った。北原白秋の詩を最初に言ってたやつ。
思い出せない。

又来週も見ようと思う。



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